血が騒ぐ
金曜日 久しぶりに話す知り合いの人が
「今週の日曜日!知っとる?」
と言うので
「うんうん 見に行くつもり!」
と返した
当日は 祭車も出て
御神木をお迎えする事は知っていた
その知り合いの町内も出るそうだ
中学になるまで私が住んでいた町だ
もう うれしくなって
今年の祭りの話でも盛り上がった
その内容は
この祭りをよく知っている人ならではの話で
よその人には通じないような事
いつも母とは話しているけど
やっぱり当事者の人と話すと
いろいろ新鮮で
もう夢中で話しをした
その人が帰った後も
身体の中がゾワゾワして
熱いものがこみ上がる
私はこの祭りが大好きだ
訳あって 離れなくてはならず
どれほど辛く苦しく哀しかったことか
なんにも気にせず
人目もなければ
今でも最初から最後までずっと付いていたいほど
この祭りが大好きだ
小さい頃は
夜がふけてきて
他の子供がいなくなっても へっちゃらで
「もう遅いで 家へ帰りな」
と大人に言われるまで 祭車から離れなかった
我が街で決まり文句の
「お腹の中にいる時から聴いている」から
祭りの音色はもとより
祭りの話題を見たり聞いたりするだけで
もういてもたってもいられない気持ちになり
血が騒いでしまう
この祭りのある所に生まれて
心から良かったと思っている
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